こっこ、主婦をする

26歳、超ゆるキャリママです。東京のタワーマンションから思いがけず田舎の村に移住してしまったよ。思ったことをつらつら書くよ。

夫が稼いだ給料の半分は妻のもの。さてなぜでしょう。

 

育児を通して世の中のいろんな仕組みを理解し始めた今日このごろ。

きょうは最近やっと合点がいった「夫婦の財産分与」についてのお話です。

 

新婚3日目くらいのある日、私は何を思ったのか夫婦の財産分与について調べておりました。その時はまだ子どももいなくて、結婚してるっていってもまあ個人と個人が一緒に生活してますよーくらいの関係だったんですが、

 

「婚姻期間中に夫婦で得た財産は(専業主婦であっても)基本的に半分こ」

 

というルールを発見したわけです。その時わたしは

 

え、おかしくない?

夫が稼いだお金は夫のものだし、私が稼いだものは私のものでしょう。そのお金を稼ぐ能力があるのはその人なわけだし…とか思ったんですね。

 

でも子どもを産んで夫婦2人で働いてみて、この考えがなんとまあ浅く思慮に欠けるものであるかを痛感いたしました。

 

どういうことかと言うと、独身時代に手にしていたお金(お給料)というのは、全力で働いた結果得た賃金なんですよ。で、子どもが産まれると仕事に全力って絶対できない。多くの人の場合はね。

 

どちらか一方は独身時代のままのスタイルで働き続けてることって多いですよね。

奥さまは妊娠を機に退職、または時短やパートタイマーになって家とのバランスをとりながら働き、旦那さまは基本的に独身スタイルのまま働き続けるとか。

 

ここで「基本的に」というのは、まあ嫁と子どもがいるし夜のお店のつきあいは断りますよとか、朝早く出社して夜は残業減らして家に早く帰るよとか、その程度の変化はあるかもってことです。

 

でもですね、奥さまのワークスタイルの変わり方に比べたらやっぱりそんなに変化ってないんじゃないかな。基本的に、旦那さまのほうは引き続き全力で働いている。貰う賃金も待遇もそんなに変わることはないだろうし。

だけども、ですよ。

 

旦那さまがそうして全力で「仕事帰りのつきあいの飲み」や「急な残業」、「子どもが熱出そうが普段通り仕事をすること」って、全部奥さまがいないと成り立たないんですよ。もし奥さまがいなければ

 

・子のお迎えがあるからつきあいの飲みにふらっと行く事は不可能。もし行くなら事前にシッターや保育所、その他に預ける段取りをして、誰かに頭を下げてお金を払ってやっと実現できる。

 

・急な残業は延長保育を使って対応するもこれまたお金がかかるし、時間の制限もある。

 

・子どもが熱を出せば病児保育を必死にまわって(この際タクシー代などが発生するし受け入れ枠がなく出勤できないことも)なんとか出社、もちろん残業はできないし家に帰れば仕事終わりの疲れた体で泣き叫ぶ子どもの看病。夜も細切れをあわせて1時間あるかないかぐらいの睡眠だけで次の日も出社。

 

なんてことをしなければいけないわけですよ。

 

こんなことしていたら、まず勤務時間減りますよね。

世の高収入といわれるサラリーマンって、けっこう残業代で上乗せされてますから、残業できずに17時とかに帰るとだいぶ貰えるお給料も減りますよね。

それに出勤できる日も有休でまかなえないくらい増えます、特に保育所預けたてとかは。で、また給料が減る。

 

それに帰ってからも家事育児をしないといけないから、疲れていても保育園のオムツに1つ1つ名前書いたり夜中に洗濯機まわしたり、ごはん作ったりしてリフレッシュの時間が減ります。すると心身ともに毎日疲れがたまっていく。仕事に支障がでることもあるでしょう。

 

ここまで書いて何が言いたいかというと、たとえ稼げる能力があっても全力で働ける環境がなければそもそもそのお給料って成り立たないんだよってこと。

 

100稼げる能力があったとしても、子どもがいるってだけで50以下になることだって当然ある。外で(より長時間)働いてるのはたしかに旦那さんかもしれない。でもそうして働ける環境は奥さまの存在があって初めて手に入れることができて、その環境がないとあなたの戦闘力半分くらいになっちゃうんですよ。だから、婚姻期間中の夫婦の財産は基本的に半分こ、なんですよね。

 

まあ子どもいなくても基本半分こらしいし、このブログで書いたことだけが根拠でないのは明らかなんですが、

へーなかなか日本の民法わかってるんじゃんと上から目線で感動したので、記録しておきます。

 

おしまい