こっこ、主婦をする

26歳、超ゆるキャリママです。東京のタワーマンションから思いがけず田舎の村に移住してしまったよ。思ったことをつらつら書くよ。

窒息しそうな倦怠感。映画「ブルーバレンタイン」の感想だらだら

「夫婦でみてはいけない映画ナンバーワン」の異名をもつ映画、ブルーバレンタインを観ました。

ブルーバレンタイン

ブルーバレンタイン

 

ある夫婦の出会いから別れを描いているのですが、別れる直前のカップル特有の倦怠感の演出がうますぎる。リアルすぎて息苦しい。

 

これみてて思ったんだけど、友達とかに「彼の嫌なところは?」って聞かれて明確に答えれるうちはまだセーフなんだろうね。「ものを片付けない」とか「女癖悪い」とかさ。倦怠期まっただなかのカップル(夫婦)って、言葉にできないような小さなイライラやズレで「なんか最近無理」「もう嫌」ってなるんだよね。他人には説明できない、2人にしかわからない「なんだかな」が積み重なってって、なんかのきっかけで崩れちゃうんだよね。

 

で、この映画はほんとにこの「なんだかな」の描写がリアル。これドキュメンタリーかな?ってくらい夫婦の倦怠感がでてる。たしかにラブラブまっただなかのカップルや夫婦にはおすすめできないかもだけど、ある程度落ち着いた夫婦とかなら、逆におすすめしたい映画かなと思いました。なんでこんなにキラキラしてたふたりが壊れていっちゃったんだろうねって話をできるくらいの関係ならね。

 

夫婦の関係ってふたりでつくってくものなので、どっちかが100%悪いってことないとおもうんですよ。だから、喧嘩になった時とか、どっちかが表面的には絶対悪いって思うような出来事も、「いちど自分を振り返ってみて」っていう姿勢を学ぶことはできると思います。

 

あと思ったのはカップルって、くっつくときに好きになったところを嫌いになって別れるんだなってこと。映画の夫婦でいうと妻は、彼の「楽観的なところ」「身近な人を大切にするところ」なんかに惹かれてたはずなのに「現実的に物事をみない」、家族との時間を大切にするという大義名分を利用して仕事もろくにしない夫を「向上心がない」という見方に変わってしまう。

 

夫は、彼女の「自分の夢にまっすぐ向かう姿」に惹かれたのに、「仕事ばかり優先して家庭でギスギスしてる姿」にうんざりする。

 

これはどのカップルでもそうなんだろうね〜。好きだったところが嫌いなところに変わるの。わたし自身、夫の「もの静かで思慮深いところ」が好きだったのに、イライラしてる時は「ただの陰気なやつ」にしか見えないですもの…。

 

映画でもそうだけど、最初は相手にそういう部分を求めてたのにね。

自分の都合が変わると相手のいいところをいいように見れなくなっちゃうんだよね。

そうです、相手は何も変わってないんですよ。変わったのは自分の見方、感じ方。

 

なんか最近うまくいかないな〜なんか相手にイライラするな〜って時は、たぶん自分が変わっていってる時期なんでしょうね。最近までわたしもそうでした。

この映画の奥さんほどではないけど、ちょっと仕事関係でがんばりたいモードだったんですね。そういう時に夫の穏やかでのんびりしたところを見てると、なんだかテンションが下がってしまったりして。うん、改めて書くとひどいな…。自分勝手すぎますね。

その穏やかさやのんびり感に救われたことも何度もあるのにね。

 

だから、最近パートナーにイライラしてばっかり!もうやだ!って人は、どうかぜひ一度、自分がもしかして変わったのかな?って確認してみて。そんで、そのイライラする部分に前の自分だったらトキめいたりしてなかった?癒されてなかった?そこが好きだったんじゃない?って思い出してほしい。

 

なんか、そういう当たり前のことを痛感させられる映画でした。

この映画に関しては、夫婦に子どもがいるのでなんとかそういうふうにマインドセットしてほしかったですが…実際ほんとにつもりつもってる時ってそういうふうに思える余裕もないですからね…。

 

わたしのなかでは、これはぜひ夫婦でみてほしい映画でした。

おしまい。